読む力・書く力
12月29日(土)
「先生、学校の冬休みの宿題もう終わったよ。」
「あとは、お年玉を待つだけだ・・」
こう言って元気に教室を訪れてくれる子もちらちらと・・。
子供たちにとっては、本当に待ち遠しい時期ですね。
昨日の5年生の国語科。
今年最後の授業ということもあり、テーマ別に物事を多方面から考えた上で、自分の意見を文章に表そうという取り組みにチャレンジしました。
「学校でのルールについて」
自分の学校で決められているルールを1つ取り上げて、どうしてそのルールを決めて実行する必要があるのかについて、
実際に自分が体験したことの事例をあげて、具体的にわかりやすく文章化して発表する。
普段から、教室では書くことを積極的に取り組んでいます。
今回は今年頑張ってきた成果を発揮する意味から、350字以内に15分で仕上げる・・という課題でした。
いつも、原稿用紙に向かう前には、「連想プリント秘密メモ」を先に書き、自分の考えを整理します。
「このプリントに時間をかけると、原稿用紙に向かってから仕上げるまでの時間がビックリするほどはやくなるよ。」と、話しかけています。
昨日は今年度の実力披露ということもあり、いつもより尚一層私の言葉かけを控えました。
ただ、「問題をよく読んで、問題を作った人が教えて欲しいと言っていることをきちんと教えてあげてね。」とだけ、伝えました。
こちらの想像をはるかに超えた読みごたえのある文章が次々と発表されました
ここ最近、本当に読み切る力がついてきました。
「問題をよく読んで、問題を作った人が教えて欲しいと言っていることをきちんと教えてあげてね。」
このセリフを幾度となく呪文のように繰り返してきたこの1年。
ようやく、子供たちが本当に細部まで読んでくれるようになってきました
本当によく頑張ってくれています。
時間の使い方、集中の仕方さえ習得すれば、スポーツの時間も遊びの時間も きちんと確保できることを肌で感じて欲しいと思っています。