学ぶことの意味
9月25日(火)
今日は、子供たちの最近の様子をご紹介したいと思います。
教室では、去年の9月から今年の8月までの1年間、「今日の発見」という考える力を育むことを目的とした
ドリルを毎日1枚、取り組んでもらってきました。
書くことや、調べる事、時間のかかるテーマが多いことから、最初の頃は、ブーイングの嵐が巻き起こって
いました
しかし、徐々に子供たちの取り組み方に変化が見え始めました。
書くことに対してのブーイングがすっかりなくなってきたのです。
逆に書くスペースが足りないと、紙を貼りつけて追加してくる子供もふえてきました。
あらためて、しっかりと書くドリル数の不足だと痛感しました。
単純な計算問題や漢字練習ももちろん必要ではありますが、それらをしっかり実践的に使える力にしてこそ、
学びの意味があるのではないでしょうか?
テスト対策や良い点を取るためだけに、練習がある訳ではありませんね。
子供たちにもきっちりとその実感を持たせることは、とても大切なことだと思っています。
「どうして、勉強しないといけないの?」
こんな質問を、よく耳にしますね。
子供の質問は、結構いつも直球ですが、的をついていることが多いです。
「どうして、勉強しないといけないの?」
この質問に、子供が納得できる明確な答えを説明できるでしょうか?
本当の力を持った子供たちが、やる気いっぱいで物事にチャレンジしていけば、
今は無理だと思い込んでいることも、達成出来る気がします。
良い大学へ入るため。
安定収入の見込める会社へ入るため・・・。
学びのゴールは、そんなところではない気がします。
自分を知って、自分だから出来ることを自分流に積み上げていける人。
魅力ある人の周りには、必ず魅力ある人が集まり、また新しいことが生まれていきます。
本当の意味で、自分に自信を持って、物事を進めていける子供たちへと成長して欲しいと願っています。