観察力
8月15日(水)
先日子供たちと夏のお花について、話をしていました。
「夏といって連想するお花は?」
そういって、みんなで内緒にして思い浮かぶ花を絵に描きました
朝顔、ほおずき、・・。
圧倒的に多かったのはひまわりでした
それぞれの描いた絵をみていくと、お日様に向かって元気よく
はちきれんばかりに咲いているひまわりの姿が並びました
みんなが描いた絵は、本当にまっすぐにピンと背筋をのばして
咲いています。
でも、その中でただひとつ。
少し首をさげて咲いているひまわりがありました。
みんなは、
「ひまわりは、太陽に向かって 、元気に咲くんだよ。」
「下を向いたりしないよ。」と、話しています。
でも・・。
「私がこのあいだ見たひまわりは、頭が重そうに下を向いていたよ。」
「太陽の方には向いてなかったよ。」
「お水、飲みたくてちょっと元気がなかったのかも・・。」
と、お話ししてくれました
ひまわりは、元気よく咲いている花・・。
イメージとしてそう思い込んでいることってないですか?
たしかに元気が出る花としてよく取り上げられていますが、唯一頭が重そうなひまわりを描いたお友達は
よく観察していたということではないでしょうか?
いろんな場面で子供たちも先入観からの判断をしていることがよくあります。
学習面だけでなく、生活面でも
「お母さんがそう言っていたから・・。」などと、自分で見たり、調べたり、感じたりしたのではなく
たしかめた訳でもないのに、いとも簡単に答えてしまう時がよくあります。
?マークは多ければ多いほど、雑学も含めて豊かになります
子供たちが自分の力で答えを出せるように、クリアな状態で進めていきたいものですね