問題を絵に描けますか?
8月9日(木)
2年生の算数。
まだ、掛算を習っていないある日のレッスンで、
「5階建てのマンションに1階に5つずつの部屋があります。
このマンションには、全部でいくつ部屋がありますか?」
この問題を解くことになりました。
掛算を知らない子供たち・・。
どのように解いていくのかとしばらくながめることにしました。
すぐに、リタイアする子。
線分図のような図を書いて、なんとかしようと思っている子。
きれいなマンションの絵を描いて、お絵かきの時間に変わってしまった子・・。
いろいろ登場します
しかし、こちらが待つことさえ我慢できれば、子供たちはしっかりと大きなマンションを描いて、
1フロアーに5つの 部屋が並んだ5階建てマンションを完成させます
その後も・・。
全部の部屋数を数える子。
5+5+5+5+5=と式を書いている子。
10+10+5=と書いている子。
また、それぞれに自分流の解き方を考案しています
しかし、この過程が大切だと思っています
絵にかける力があるということは、考える力が育っているということですよね。
頭の中で、いろいろな解き方を模索しながら、思考力は高まっていきます。
自分で切り開く力。
子供たちにはしっかりと根づいています