読書感想文の本選び
8月3日(金)
夏休みの定番の宿題といえば、やはり読書感想文ですね。
この暑い時期。
涼しい木陰で、そよかぜ を感じながら、好きな作家の本を片手に・・。
なーんてことをふと考えてみますが、現実は・・・。
なかなかそういう訳にはいきませんね。
教室では、予想以上にリトラビ文庫がにぎわいをみせています
夏休みに入る前、おすすめの課題図書・・。
薄い冊子で配られたのではないでしょうか?
学年別に数冊の本が掲載されています。
その冊子の中から、毎年1冊を選び、
それを読んで読書感想文につなげているお友達も多いとは思いますが・・。
読書感想文は、あらすじではありません。
低学年では、あらすじと本の紹介がメインになっているものが、よくみかけられますね。
私は、本選びの時にじっくりと本の内容吟味をして欲しいと思っています。
なんとなく手にとった1冊の本が、とても共感できるものだった・・と、いう場合ももちろんありますが、
あまり本を読むことに慣れていない人は、本を選ぶ時に帯にかいてある主人公や場所や出来ごとなどを見て、
自分と似ている部分がある・・。
同じような出来事が自分にもあった・・。
いったことのある場所のお話だ・・。など、比較的イメージしやすい作品を選んで欲しいと思います
ある程度、読む習慣もつき、何冊も読破してきたら、新しい自分の知らないテーマに触れている作品に
どんどんチャレンジして欲しいと思いますが、感想文に書き上げるには、まずは、
あーそうだよね。
そういえば、この間の2時間目にも同じことあったよね・・。などと、
自分の気持ちと照らし合わせて考えていけるような作品から、読書感想文につなげていけば、どんどん書き進めていけるようになります。
ポイントは自分の言葉で書くことができるか・・ということ。
本の説明だけで、終わってしまわないということ。
その本を読んだことが、何かを考えさせてくれるようなきっかけになったかどうか・・・。
自分の感じたことを自分の言葉で書き綴ることが、読書感想文ですね。
教室では、読み終えた後に、すぐ原稿用紙に書いていくことはありません。
『秘密メモ』や『4コマおすすめシーン』などなど、 自分の感じたことをきちんと確認してから、
原稿用紙と向き合い、進めていきます
夏休みは、絶好のチャンス到来です
心がきらきらとはずむような、良書と出会って欲しいですね
また、みんなの読書感想文も、ご紹介したいと思います