文作からのイメージ
7月24日(火)
先日、ある文章の読解から、その文と同じように自分のことに置き換えて作文におこしていく
取り組みをしました。
もともと物事をじっくりと観察することが、上手な男の子の作品です。
上段は、今回の文章の絵で、下半分は自分の住んでいるところの風景です。
頭の中に文章を読みながら町の風景が鮮明にイメージされてきた感じがします。
自分の家の付近の様子を、いつも歩き慣れた道の光景を思い出しながら、描いています。
ほのぼのとした男の子の性格がよくあらわれています
こちらはいつもひとつひとつをきちんと進めていける男の子の作品です。
黒い部分はネット上では分かりづらいですが、はじき絵のように描いています。
お寺のカブトムシやクワガタの文面から、緑の多い
涼しい風がふいているような場面をイメージしていました
彼の優しい性格がお話の中に溢れています
3年生の男の子。
現状、文章に対してまだ、興味深々で入ってくる・・といった感じではありません。
低学年の国語で、イメージした場面の絵での表現・・。
大切に育みたい部分です。
今回取り上げた文章は、自分の住んでいるところを紹介している文章でした。
まずは、その文章に書いてあることを絵にしてもらう作業です。
いよいよイメージ力の出番となります
今日の文章は、近くにあるおすすめのお店の紹介や、裏山にあるお寺では、
カブトムシやクワガタが採れること・・。など、
自分の住んでいる町自慢です。
子供たちは、文章を何度も読んでは、一生懸命、絵に表現していきます。
カブトムシ採れるんだって・・。
僕の近くでそんなところあるかなあ・・。
でも、厄神さんのラジオ体操はおすすめできるよ、先生
お地蔵様も、あの道曲がった角のところにいて、いつも守ってくれてるんだよ・・。
文章を何度も読み返し、イメージしたものと、自分の生活圏との違いや似ている部分などを
いくつもみつけては、話始めてくれます。
自分の住んでるところの絵も描いて詳しく教えてくれる
そういって、自分の近くを思い出しながら、お話は弾み、楽しい時間がすぎていきました・・
このあとの、自分たちの住んでいるところの紹介文が特徴を上手に伝えた良文になったことは、言うまでも
ありません
「先生、文章書くの楽しかったね?」
こんな言葉でしめくくられた国語の時間となりました
文章を読むことが、少しでも好きになってくれればいいな・・と
ちょっぴり期待・・のレッスンになりました