懇談の中から・・
7月14日(土)
最近、懇談の中でよく出てくるテーマが「子供に対する接し方」です。
いろいろお話をしていると、お母さん方が、日々一生懸命子育てに奮闘している様子が伝わってきます。
毎日、自問自答しながら、子供の成長とともに、親もまた進化を遂げていきます。
手をかけ過ぎても、放任過ぎてもそれぞれに納得のいくようにはすすみませんね。
でも、身につけて欲しいと願っていることは一体どんなことなのでしょうか?
みんなにうらやましい・・と言われるほどの成績向上ですか?
飛び級できそう・・と言わんばかりの先取り学習ですか?
解説をして、理解できることが良いのであれば、案外簡単なのかもしれません。
何度もそのことだけを繰り返していけば、糸口は見つかるかもしれませんね。
教室では、子供たちがどんな場所でどんな事に出くわしても、自分で解決策を見いだせる力を養ってほしいと思っています。
答えをきくのではなく、どうすればよいのかを考える・・。
人間は、困った経験の中から、打開策を見つけていきます。
それは、子供たちも同じこと・・。
どうか、しばらくの間、徹底して困らせてみてください。
本当の力は、そこから初めて見えてくると思います。
お母さんだからこそ、成し得る手法だと思います。
一緒に、大きなスパンであたたかな気持ちで見守れるゆとりを持ちたいですね