個人懇談
7月13日(金)
先週から、学校の個人懇談が終了した人から、順次ご希望の方の懇談が始まっています
いつも余裕をみて・・との思いから一人30分は時間をお取りしますが、
気がつけばいつも1時間~1時間30分、話し込んでいます
日ごろの教室での様子から、家での様子、学校での様子など、新たな変化がないかと一緒に確認する時間となっています。
あらゆる状況の中、子供たちは毎日生活していますが、まだ幼いだけに、
上手に自分の感情をコントロール出来ない場面があるように思います。
落ち着いて物事を考えられる状況にない場合、学習面の演習をかけたところで、あまり成果は期待できません。
まずは、精神的に安定していることが、求められると思います。
ご存じのように、今の子供たちは忙しく、なかなかゆったりと構えて過ごす・・といった環境にいる子は少ないですね。
まずは、ゆっくり話せる環境作りが不可欠だと思っています
教室に入ってきて、少し元気がなくみえた時・・。
その日、山のように取り組みたい課題があったとしても、最初の5分間、なごみの会話時間に充てています。
少し聞く体制がこちら側にあると察知してくれれば、今日学校であった、今、心に引っかかっているもやもやした感情を見せてくれたりする時があります。
ポツリポツリと少し話しただけで、顔の表情がみるみる変わってくる時もあります。
この最初の5分間をとったことで、結果的には、その日の課題が効率よくスムーズに進めた・・なんてことも
めずらしくありません。
子供たちは、成長し続けていますが、時にほんのわずかなSOSを出している時があります。
大人の私たちは、次々あれやこれやと指示を出すことよりも、
小さな変化に気づいてあげることの方がずっとずっと大切なのではないでしょうか?