子どもの机
5月7日(月)
長い休みの後、今日は子供たちも久々の学校です。
休み明け、暑さも伴って体調を崩しやすい時期です。
水分補給とともに、体調管理にはくれぐれも気をつけましょう。
今日は子供の勉強机についてお話ししたいと思います。
私にも娘と息子がおりますが、勉強はほとんどリビングの机でした。
自分の机に向かっての学習は、英語のリスニングぐらいだったと記憶しています。
私自身がバタバタしていたこともあり、
子供たち2人は自主性が育ったように思います(単なる言い訳ですね)
リビングでは、2人でケラケラと笑いながら、調べものをしたりという時間が数多くありました。
構う間もなく、ごめんなさい・・という体制を取っていたことが、ある部分では功を奏し、
兄弟の仲は、けんかも少なく、あまり激しくぶつかることなく現在に至っています
私はいつも2人の気配だけを感じていたような気がします。
リビング派と自分の学習机派。
賛否両論あるとは思いますが、子供たちを見てきて思うことが1つあります。
それは、机の上には、余計なものは置かない・・ということです。
必要なものだけを出して不要なものは視界に入らないようにする。
(特に低学年には重要!!)
あたりまえのようですが、なかなかこれが難しい。
気の散る子の大半は、シャーペンに飾りのあるものや、かわいいキャップ、匂いのする消しゴム・・・。
何もかもが、集中できない要素の一因に変身します。
教室でも、
文房具屋さんを開くの?と、ビックリするようなパンパンにふくれた筆箱が登場します。
遊びの文房具と、学習用の文房具は分けてほしいと思います。
環境を整える・・
それは、グレードの高い学習机とひとりのすてきな部屋を与えることではありませんね。
毎日見ていないと全く勉強しないんです。
そばにいないと宿題なんか絶対に終わりません。
お母さんから、よくご相談をうけますが、しないのであれば、しないままでほおっておいてはどうでしょうか?
自分でしなければ・・・と気づかないままでは、伸び率は僅かかもしれませんね。
親があまり手助けしないことが、何よりのサポートだと思っています。
見守ることは、親側にとっても忍耐力のいることかも知れません。
でも、ここはあえて、子供の育ちを楽しみに、少し知らんぷりしてみませんか?
ただし、お母さんと子供の両者が、それぞれに気配を感じられる空間で、
様子を見守ってあげるということが大前提ではあると思いますが・・・。
うちの子、何をするのも遅くって・・・。
私が言わないと何も始まらなくて・・・。
この言葉の裏に、構い過ぎている様子を感じてしまうのは、私だけでしょうか?