先生、ほめて!
4月23日(月)
漢字の再テスト。
先週、次から次へと訪れる人が後を絶ちませんでした。
そんな中、1人の男の子が、
「先生、テストに入る前に、僕のいいとこ、何でもいいからほめてくれる・・?」
と、言ってきました。
「ほめられたら、僕は大丈夫?って、自信がつくから・・。」
男の子は、幼さを残しているタイプの子が多くて、なんだかとてもかわいいですね。
「一生懸命頑張ってきたんだよね。難しい漢字が多いのに途中で投げ出さずに、こんなに何回も
練習してきたんだよね。字も丁寧に書けていて、毎日頑張ってきた様子が今、目をつぶると浮かんできたよ。」
そう、話すとキラキラ目を輝かせて、嬉しそうに、再テストに入っていました。
「先生、僕はほめられると伸びるタイプです。」
高学年になると、自分のさぼった部分を先に指摘されないように、先手必勝
でも、再テストを放り投げる子は一人もいません。
涙いっぱいで、悔しがる子。
今回は、進め方が悪かったな・・と反省する子。
次回は違う方法でチャレンジしようと意欲満々の子。
やっぱりな・・とさぼったことを認める子。
それぞれですが、毎週いろいろな覚え方にチャレンジしてねと伝えています。
いろいろ試みた上で、自分流の学び方を見つけて欲しいと思っています。
友達と同じでなくても、大丈夫
自分に合った進め方をぜひぜひ探し続けてくださいね