男の子って?
4月7日(土)
教室に来てくれている男の子と女の子の数はちょうど半分ずつぐらいの割合です。
これまで、いろいろなタイプのお子さんと接してきましたが、今日は男の子について
少しお話したいと思います。
幼少の頃から、男の子は、お母さんにほめられることが、なによりの幸せです。
もちろん、女の子もそうなのですが、男の子にとって、お母さんは【絶対的存在】なのです。
ずっと、お母さんのそばで、お母さんの様子をみながら、男の子は学習しています。
たとえ、少し強く叱られても、お母さんのそばを離れない子が圧倒的に多いと思います。
お母さんが笑っている様子を見るだけで、男の子はとても安心しています。
これは、異性だということも、かなり影響しています。
お母さんにとっても、かわいく、成長過程を感じると頼もしくさえあるのです。
しかし、見方を変えれば、絶対的存在であるお母さんからの影響が、その子の性格を形どってしまう
ことも、あり得るということです。
大勢の兄弟がいて、何人もの中で、サバイバル状態で生活をしていれば、兄弟同士の影響も
かなり受けているでしょう。
お母さんの様子をうかがっている間もなく、時間がすぎているかも知れません。
しかし、1人、2人といった充分にいきとどいた環境の中?で生活している子供たちは、いつもお母さんに
見つめつづけられているケースも少なくはありません。
自由にのびのびとが、うちのモットーです。・・・
と、よくお母さんからはお聞きするのですが、結構自由ではない場合もあるように思います。
特に、長男、長女など、初めての子育ては、お母さんにとっても初めての子育てです。
お母さんも、母親初心者マークなのです。
子供は親の思う通りにはなりません。
お母さんとの関係をどのように築いているかは、とても重要です。
あまり、母はこうあるべき・・と構えずに、一人の、個人としての息子を尊重しつつ、子育てを楽しみたいですね。
子供の成長とともに、母の成長も同時進行しています。
良いお母さん、完璧なお母さんより、笑顔の素敵なお母さんの方が、子供の心は育つ気がしませんか?
また、考えていきたいですね。
明日は、女の子って?について、触れてみたいと思います。