オリジナルノートの作り方
1月24日(火)
子どもたちにはそれぞれ個性があります。
いろいろな場面でその子の性格があふれ出していますが、ノートの取り方を見ていてもその個性がよく出ています。
基本的にノートは自分が理解するための自分の工夫が大切です。
例えば、学校で提出があるからと、ものさしを使用して、きっちり線を引く子がいます。
もちろん、綺麗に書けるということは、大事なことですが、「綺麗にかく」という事に意識が集中していて、内容より、ノートの出来栄えが優先しているのでは?と思うノートに出会うことがあります。
乱雑なものよりは、ずっといいのでは?と思われるかもしれませんが、字が少々乱暴でも、「間違ったところ!」「ポイント!」などと、記載しながら、色分けをしているノートを作っている子は、何が大切なのかを考えたうえで、取り組んでいるのではないでしょうか?
ノート作りで守って欲しいこととして、いつも私は
「自分が家に帰って勉強しなおす時に何をすればいいのかが、見てわかるノートにしてね」
と伝えています。
それぞれの形があると思います。
色分けひとつを取り上げても、かなりの違いがあります。
ラインマーカーのオンパレードというパターンもありますね。
カラフルすぎてどこが大切なのかが見えません。しかし、自分で気づくまで様子をみています。
なので、基本ベースの説明を終えると、あとは自由に書かせています。
こうしなさい!とは伝えませんが、工夫をこらして作れている人のノートを、みんなに紹介するようにしています。
ノート作りも失敗しながら、みつけていって欲しいことのひとつですね。