漢字・計算・思考力
今の時期って何が最優先?
コロナ以降、学びの現場では様変わりしたことがたくさんあって、慣れる作業に日々奮闘しています。
授業形態も以前とは異なり、自分で模索しながら答えにたどり着けるように、実体験を活かす能力が求められています。
まず、必要な力とはなんでしょう。
日常の生活の中で、興味・関心(好奇心)が深い子は、とにかく自分の頭の中のひきだしが多く、取り出してつなぎ合わせる能力が高いです。
周りの大人や先生が、幼少期から小学3年生あたりまでにサポートできることがあるとすれば、それは先取ではなく、好奇心を育む環境の中で、子どもが感じたことを共に共感する会話を楽しむことだと思っています。
最近、中学受験に向かう生徒を見ていると、大きな差は基礎学力の定着にあると感じます。
高い基礎学力は、興味・関心の度合いが高ければ高いほど、広がりのある発想力を生み出しています。
3年生あたりまでに、雑学も含めた柔軟な頭の使い方に慣れておくことで、高学年に向けての応用力には大きな差が生まれます。
本格的に自分のやりたいことやさらにレベルアップしたいことが具体的にイメージ出来た時、高い基礎学力を持ち合わせていることが、大きな飛躍のカギとなります。
文章力をレベルアップするには、語彙数や漢字の読み書きは、3年生までに基礎となる土台を作っておきたいですね。
ですが、ただ覚えれば良いというわけではありません。
様々な多方面からのアプローチをし、遊びや経験を通して、「自分で使える力」へと発展させることで実践力は磨かれていきます。
4年生から5年生に向かう時期に受験を視野に入れながら学びを深め応用編に入るのであれば、まずは語彙数の引き出しを多くストックした上で、基礎計算の正確さとスピーディーさを身につけておいて欲しいと思っています。
どの年齢や学年においても、その時期に最優先すべきことがあります。
先取をしてどんどん進めていても、本当の意味でしっかり基礎学力が定着していなければ、うっかりミスは後を絶ちません。
今しておかないといけないこと。
あなたは優先できていますか。
漢字と語彙力
日頃から日常の何気ないワンシーンから、自分自身の引き出しに正確にストックしていく力を育みます。
漢字については、文章作りとおはなし作りを通して、お話の絵を描きイメージ画と連動させて記憶していきます。
漢字を覚えるというよりは、漢字を使ったお話作りと絵をかくことで、絵と紐づけて漢字を記憶しています。
実際に【使える漢字】を優先しています。
基礎計算
これもまずは幼いうちに遊びの中から数字に慣れ親しむことが1番!
パズルやおえかき、クイズなど、立体模写なども含め、「楽しく遊ぶ」の中にちりばめた学習を優先します。
正確な計算力は、高学年になるほど要求されます。
3年生までに、計算力を定着させておくことは、高学年からの伸び率に大きく関係しています。
途中式を書かない子どもは、どの部分でいつも間違えるのか確認が出来ません。
暗算で求める必要がある部分と、途中式が絶対に必要な部分との見極めも含め、力をつけて欲しいと思っています。
思考力を伸ばす
読み書き、計算の土台が仕上がってきても、実際にそれを使えるかどうかが大切なことはいうまでもありません。
リトルラビットでは、この「基礎力を活かして使える力」を低学年までの最優先課題として捉えています。
【授業の流れ】
①漢字の理解と小テスト(関連語句の拾い出し)・お話作り
②計算力の定着と小テスト(ドリル数のアップと正確な計算のスピード定着)
③思考力のドリルで使いこなす力をつける(実践力)
これらを60分の授業の中で、ひとりひとりに合わせたレベル提案をしながら進めていきます。
まずは、教材や授業の流れを確認にぜひお越しください。
お会いできるのを楽しみにお待ちしています♬
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