迷走台風と共に
夏の異変
9月に入りました。
台風に翻弄された夏休みの最終週も終わり、2学期が始まりますね。
今年の夏は予定変更が相次いで、少しイレギュラーな夏休みとなりました。
部活の日程変更や旅行の日程調整に、子どもたちもお疲れモード。
暑さも厳しい日が続き、真っ黒に日焼けしたたくましい姿も目にすることができました。
いよいよ今日から9月に入り、2学期も本格化。
2学期は行事も多く、暑さが収まらず体育大会なども日程が定まらない学校も増えていますね。
夏休みの高校野球の様子を見ていても、今後の夏の大会などは様変わりするのではと感じています。
生活リズムを戻す作業
子どもたちも夏休みモードから通常モードへの切り替え時期に入ります。
なかなか取り戻せない子もいれば、切り替えの上手い子もいて様々ですが、自分の目標設定を今一度確認して欲しいと思っています。
中学生、高校生は部活の予定がベースになっていることが多く、自分の目標設定の確認が出来ていないまま、なんとなく時間を過ごす子もいるので要注意です。
これから先の自分がどうありたいのか、どのように進めていきたいのかなど、2学期の初めに振り返る時間をぜひ作って欲しいと思います。
ますます加速する「個」の力
問題点・解決案・行動・結果
これからの子どもたちには個の問題解決力が不可欠です。
「自分の得意ジャンルに磨きをかける」
弱点強化よりは得意ジャンルを磨くことで、自分が勝負できる部門を切り拓いていく力が試される時代。
あなたは自分の得意を知っていますか。
平均点ばかりに気を取られていると、社会に出てから行き場を失ってしまいます。
さあ、あなたはまず何にさらなる磨きをかけますか。
もっと自分を知っておこう
自分の在りようを問われる時。
あなたは自分のことをわかっているでしょうか。
何をしている時が楽しくて興味が持てて、ワクワクするのか。
毎日忙しく過ごしているだけでは、自分のことを知らないまま、時間だけが過ぎて行ってしまいます。
今年の夏。
パソコンの中身が知りたくて、
「分解してみたいから先生のパソコン貸して・・。」
と、お願いに来た小学4年生の子がいました。
パソコンは、どうしてどんな問いかけにもすぐに対応可能なのかが不思議で、仕組みを知りたいとのこと。
この疑問に思う‥って部分、大切ですよね。
結局おうちの人と話し合いの末、格安パソコンを購入し調べ学習と繋げながら自由研究に・・とのことになり、新たな学習が始まりました。
学力と学習力の違いを改めて感じた出来事でした。
これからの子どもの伸ばし方
みんなと同じ
平均点
合格点・・・。
まだ、これらは大切ですか。
これから先、我が子をどのように伸ばしていきますか。
自分だからできること。
自分にしかできないこと。
特化した個の力が様々なジャンルの得意な仲間と繋がって、これまでの常識を次々に塗り替えて行って欲しいと願いながら、9月のスタートをきりたいと思います。