お子さんは自分の答えを持っていますか
「幼少期に優先させたいこと」
あなたの家庭の最優先はどのようなことでしょうか。
今日はそんなお話を少しだけ・・。
興味関心を高めるために今するべきこととは?
子どもたちを見ていると、兄弟姉妹で同じ家庭で過ごしているにもかかわらずそれぞれに異なる個性が備わっています。
同じ経験をしても感じ方が違っています。
知識を教える場合は同じように覚えていきますが、同じ体験をしても感性の部分は全く違った捉え方をしている場合もよくあります。
興味を持ち関心を持つものも事象じたいにも違いがあります。
幼少期の間は様々な経験の数が、その子自身の感性を育てています。
まずは知識を教える前に、体験や経験から得られるその子独自の感じ方や表現の仕方を大切に育てていけるようなサポートをしていければいいなと感じています。
どのように感じたのか、心が動いたのか・・。
この部分を感じ取れるそばにいる大人の存在が、子どもの成長には不可欠だと思っています。
子どもの観察力と洞察力はピカ1です!
子どもがまだ知らないことを吸収する場合、本当にキラキラと目を輝かせています。
このキラキラ輝いている瞬間を受け止めるサポート術が大人には求められているのではないでしょうか。
子どもは大人をよく観察していて、TPOによって使い分けをしている時がよくあります。
そして、自分のことをいつも見てくれていると確信できれば、よく話をしてくれます。
お話が上手になる一番の方法は、お話をどれだけ聞いてもらったかに比例しています。
少し日常を思い出してみて下さい。
お母さんとお子さんでは、どちらがたくさんお話をしていますか。
よく話す子の大前提は、よく話を聞いてもらった経験が多い子どもたちです。
子どもは本当に大人の観察が上手です。
毎日忙しい大人よりずっと、上手かもしれませんね。
同じことを同じ時に共有する機会は大切です
大人だから○○
こどもなら○○
これって、大人が自分の経験をもとに思い込んでいるにすぎません。
大人だって経験があったから、今答えを知っているだけなのですが、ついつい
「○○はこうなるんだよ」
と、教えてしまう。
日常生活においてのマナーや礼儀は教えたとしても、学びの部分では教えるよりは同じことを一緒にやってみることの方が、ずっとずっと子どものインプットは長く記憶に残るものとして使える力へと変換されていきます。
様々な経験を通して得た知識は、違う場面でも引っ張り出して使うことが出来る力へと成長するのです。
あなたのお子さんは、自分で答えが出せますか。
経験をもとに自分の意見考えとして、自分で自分の答えが出せる子が増えてくれればと願うばかりです。
では、また次回。