まずは大人が聴き上手になりましょう!
1月20日(金)
【子どもたち 聞いてほしくて 事起こす】
「うちの子、とにかく計算が遅くて・・。」
「毎日、宿題は済んだ?と、問いかけることに疲れてしまって・・。」
毎日の子どもとのやり取りで、いささかお疲れ気味のお母さま方。
子育てって、本当に思うように進みませんよね。
我が子とはいえ、全く違う人格を持ち、それぞれに個性があります。
同じものを見ても、自分と同じ感想を持つとは限らないのです。
少し、日常を振り返ってみてください。
「普通はね、・・・・。」
と、お母さんが切り出す話、結構ありますよね。
でも・・。
自分の中では普通でも、子どもの中にはすでにそこから納得できていない子が多くいます。
「僕はそうは思わないけど・・。」
「私は先に○○する方がいいけどなあ・・。」
親の思いとは裏腹に、案外子どもはそんな風に感じながら話を聞いていたりしているのです。
私の思いと、違っていて当たり前。
そこからスタートしてみると、案外冷静に話しかけることが出来てしまったりするんです。
聴き取れる子どもに・・。
よく、ブログの中でもお話ししていますが、実のところこれはお母さんへのメッセージとしても言えること。
子どもたちの気持ちの中には、
「お母さんは話をちゃんと聞いてくれない・・。」
こんな思いが潜んでいます。
「お母さん、忙しいんだから同じこと何回も言わせないでね。」
一方的に、気づかぬうちに戦闘態勢だったりしてはいませんか。
話し始めから、すでに怒ってはいませんか。
子どもの話を優先して聞いてあげてみてください。
案外、その後子どもが自発的に行動し始めるかもしれませんよ。