香育効果を期待して・・
7月5日(火)
【日差し見て 大物洗いに 精を出す】
昨夜も寝苦しい夜でしたね。
日中、教室ではクーラーの中で過ごすので、自宅では極力自然の風で過ごすようにしています。
しかし今朝は目が覚めるとすでにもう暑くて、少し心が折れそうでしたが、洗濯日和を無駄にしたくないと、セミの声を聴きながらシーツやラグマットカバーなどの大物洗いを決行しました。
ベランダいっぱいにシーツを広げて物干しざおは満員御礼でしたが、洗濯は本当に気持ちが良いですよね。
風になびいて柔軟剤の香りも心地よく、朝から一仕事終えた後の冷えたトマトは最高でしたよ
自分が心地よい香りがあれば、上手にその香りを取り入れると脳も活性化してくれるようで、最近教室でも子どもたちのリラックス度を図るために、柑橘系のアロマを少し取り入れています。
グレープフルーツなどは、子どもたちにも好評でイライラした子も少なくなってきているように感じています。
子どもたちの心の安定は学習するときにも大きな影響をもたらします。
難易度の高い問題にチャレンジする時などは、じっくり考えられる状態から問題に入る必要があると感じています。
暑さでバテ気味のところにイライラして心が落ち着いていなければ、じっくり考える問題など解けるはずがありませんね。
いかに集中できる環境を整えられるかがキーポイントになる事は言うまでもありません。
暑い中走り回って元気いっぱいで過ごし、帰宅後すぐに教室にやって来る子もいます。
教室のドアを開けてさわやかな香りをかぐことで、ほんの一瞬でも心地よいと感じてくれればと思っています。
嗅覚からの刺激は、すでに様々な場所でも効果を上げています。
アロマの香りは子どもだけではなく、痴呆症の傾向が出てきたお年寄りにも大きな効果が得られています。
自分が幼き頃も、公園で遊んでいてどこからともなく晩御飯のおかずの匂いで一気にお腹が空いていることを実感したことがありました。
急いで帰って、早くご飯がたべたいなあ・・と思っていたことが今でも鮮明に思い出されます。
また、その香りをかぐとその香りと一緒にその時に行っていた場所や出来事を記憶していることも良くありますね。
それを上手く利用して、子どもの記憶分野で香りを取り入れていきたいと思っています。
今年の夏休みイベント第3弾、第4弾では「香育」をテーマに高学年では光合成の学習から発展させて虫よけスプレーを作ったり、低学年ではそのスプレーを使って夏の風物詩の風鈴作りのイベントを企画しています。
心がやすらぐ香りに触れて、またみんなで楽しい時間を共有したいと思っています
みんなで夏休みの自主学習に繋がる学びを深めましょう。