考える力は困った場面から生まれてきます!
4月15日(金)
【想い寄せ 見守る事の 難しさ】
子どもたちは毎日多くの経験を積みながら少しずつたくましくなっています。
良かれと思ってチャレンジしても失敗続きだったりすることもありますし、多分無理だ・・と思っていても案外上手く進んだりすることもあります。
大人であるお母さんやお父さんも自分が子どもだっただったころ、同じような経験を積み重ねて今に至っています。
当然、失敗を繰り返しながら答えを見つけられたこともあったと思います。
言うなれば人生の先輩。
だから少し先輩きどりで、時には明らかに回り道だと感じることに、すぐに模範解答を教えてしまいがちです。
自分だって、友だちと喧嘩したり、親から怒られて腹が立ったりを繰り返し、わかったことがたくさんあったはずなのに・・・。
大人の役割は、待つことに尽きると思います。
答えを教えて次に進めることは簡単ですが、それを繰り返していると、自分で答えを出せない子どもになってしまいます。
困った場面もあえて与えなければ、自分なりの解決方法など見つかるはずはありません。
見守り気づきを待つ作業は、大人にとっては、試練の連続です。
さっさと教えてしまった方が、ずっと楽だと思います。
でも・・。
待てる大人になりましょう。
失敗してそこから学ぶ我が子の姿に出会うとき、本当の意味での親としての成長があるのではないでしょうか。
危なっかしいなりに、子どもは頑張っています。
我が子を信じて言いたいことをグッとこらえて、大人らしい大人でありたいものですね。