具体的に伝える
3月17日(木)
【目的地 まずは子どもに 告げるべき】
毎日の生活の中で、私たちが前を向いて進んでいける理由はなんでしょう。
もちろん答えは一つではないですが、数ある答えの中の一つに、目的地を把握していることがあげられるのではないでしょうか。
「明後日までにアンケートの回答を提出」
「次の日曜日までに体操服袋を作り上げる」
「今月中に今取り掛かっている仕事を仕上げる」
と、いうように仕上げる期日が決まっていれば逆算して日々の時間を割り振ることが可能になります。
それは子どもでも同じこと。
目的地をきちんと確認する作業は、決して怠ってはいけないのです。
(なんでいつも早くしなさい!と言われるんだろう。)
(これって、なんのためにしてるのかな。)
子どもたちは、いつも?マークを点灯させながら、腑に落ちない気持ちを抱えたまま過ごしているのかも知れません。
毎日宿題をする時にも、
「今日は○○時までに終わったら、一緒にデザートタイムにしよう!」
などと、具体的に宿題に取り掛かる前に、目標設定をしっかり決める作業は結構大切な事なのです。
「終わるまでは遊ばないでね。」
この終わるまでは・・が抽象的すぎて子どもにとってはダラダラと取り組んでしまう一因となっています。
明確に、○○時までに・・とか、15分後にお風呂に入るよ・・などと、子どもがわかりやすい目標を伝えてやらなければ子ども自身、時間の割り振りをする事があいまいな状態になり難しくなります。
「毎日勉強となるとグダグダして、いつも私の方がイライラしてしまいます。」
お母さんから寄せられる声ですが、案外お母さん側の提案次第で、飛躍的に我が子のやる気は、目を覚ますかも知れませんよ。
物事の指示は、具体的に・・。
少し気に留めておきましょう