記憶力アップ法
3月14日(月)
【記憶力 一人でアップは 難しい】
記憶力をアップする。
そのために一番必要な事は、人とのコミュニケーション能力をつけることだと私は思っています。
よく、暗記しなければならない事柄が勉強していく中で出てきますが、何かに関連づけて覚えていくと効率よく覚えることが出来る経験を、皆さんも一度はお持ちだと思います。
お母さん方からの声で圧倒的に多く子どもたちに出している指示。
「覚えるものはきちんと何度も書いて覚えなさい!」
子どもたちは、(いつもそう言われるけど・・)と、心の中でつぶやいています。
ただやみくもに書くだけでは、全くと言って良いほど覚える作業は効率よく進んではいません。
(書けばいいって、言われてたっけ・・・。)
子どもたちの受け止め方は、大半がこんな感じでしょうか。
それが証拠に、漢字テストをかけると一目瞭然。
ノートに何度か書いて練習してきたにも関わらず、全く文章の中でその漢字を使う事が出来ない子がいます。
単体の漢字は書けるようになっても、熟語を知らなければ全く使えない漢字になっていることがよくあります。
読み書きが学習の基本。
そう、読み書きです。
覚えた漢字はどんな意味あいを持っていて、どんな時に使うのかと考えながら、実際の会話の中で読みの部分で使ってみたり、手紙の中で実際に使いながら書いて覚えなければ何の意味も持ちません。
ひたすら書いていても、ノルマとして書く作業を続けているようでは、漢字を覚える意味すらないように思いませんか。
使えてこそ、初めて漢字の習得は意味を持ちます。
人との会話の中で習った漢字を熟語として使用してみる・・。
日本語は難しいので、同じ読み方でも全く意味が異なる場合が多々ありますね。
でも間違ったっていいのです。
とにかく実際に使いながら覚えることが一番です。
(再放送。この時の再はまたもう一度・・って意味だから、再開も再会もこの再って使うのかも・・。でも、さい上階のさいはちょっと違うよね・・。)
子どもたちは話しながら、書きながら、使いながら記憶していくのではないでしょうか。
人とのコミュニケーションの中から、子どもたちが学んでいくことは無限に広がっています。
記憶力は、コミュニケーション能力と大きく関係しています。
先生との会話。
友達との会話。
家庭での会話。
相手に自分の思いを伝える作業とともに、記憶力も育まれています。
書いて覚える作業とともに、会話する時間も大切にしていきたいですね