2015年 最終日
12月30日(水)
【最終日 無事に1年 乗り切って】
今日が今年度最終日。
今年もなんとか無事に1年、過ごす事が出来て、ホッとしています。
今年もそれぞれが苦手分野を克服するために、試行錯誤を重ねてきました。
ピッチはちがうものの自分の学習の進め方を模索し、失敗を繰り返してきましたね。
苦手だと思っていた単元が出来るようになると、途端にそれは自分の中で得意な単元へと変身を遂げます。
今まで顔を曇らせていたことが嘘のように、晴れやかにほころんでくる瞬間に幾度となく立ち会ってきています。
子どもたちはとても純真です。
少しのところで、やる気をなくすこともあれば、ほんの少し理解できれば、見違えるようにやる気がみなぎってきます。
本当に『少し』が大きく作用しているのです。
例えば算数が今、伸び悩んでいる子。
あたりまえですが、生まれた時から、算数が苦手なわけではありません。
少しずつわからないことが蓄積してきて、今の状態になっています。
少しずつ・・なのです。
だから、基本毎回少しずつをためないようにすることが大切です。
少しの時なら、見直しにもそんなに時間はかかりませんし、すぐに理解することも可能です。
それなのに、(これくらいなら、次の時にもう1度聞けばいいか・・・。)と、そのままにしてしまうこと、多くないですか?
ため込んでしまうと、まずわからなくなっているのがどのあたりからなのかと、探る作業が新たに加えられることになります。
その上で、子どもたちの大嫌いな面倒くさい作業に取り掛からなければならなくなります。
部屋の掃除と同じですね。
ためてしまうと、手をつけることすら嫌になってしまいますよね。
(この年末、私もキッチンの換気扇掃除を考えると、気づかないふりをしてしまいたい衝動にかられていますが・・・)
少し時間を使えば、解決できることをそのまま放置しないこと。
来年度は、これを教室目標にして、新年最初の授業の中で伝えておこうと思っています。
勉強が嫌い。
そう感じている子には、嫌いになっている理由があります。
勉強って楽しい
来年度は、そう思える学習方法をそれぞれに見つけてもらいたいと思っています。
今年も子どもたちとともに、考える時間を与えられたことに感謝です。
来年が皆様にとって、実りある年となることを願って、今年の締めくくりと致します。
良いお年をお迎えください。