年の瀬の光景
12月29日(火)
【街中が 一気に迎春 準備なり】
今日を含め、2015年もあと3日となりました。
百貨店やスーパーでは、どこも一面迎春ムード満載です。
昨日買い物に立ち寄ると、年長さんか1年生あたりの子どもがお母さんに質問攻めの光景に出くわしました。
「お正月はどうしていつもと違うものを食べるの?」
「ぼく、温かいクリームシチューの方がいい!」
「おもちもねばねばで嫌い!」
お母さんが押しているカートには、すでにおせち料理には欠かせない品物が、所狭しと山積みになっています。
「エビを食べると、腰が曲るぐらい年を取るまで、元気で過ごせるんだよ。」
「・・・・。」
「じゃあ、香川のおばあちゃんは、エビをいっぱい食べたんだね。」
「そうだよ。お正月におばあちゃんに聞いてごらん。きっと、大好物だから。」
「じゃあママ、ぼくにはエビグラタン作ってね。」
「お正月はグラタンには出来ないかな・・。」
「どうして?」
「どうしても。」
最初は、丁寧に回答していたお母さんですが、とうとう最後は『どうしても』になってしまいました。
お母さんは膨大なメモを片手に、買い忘れがないようにと必死ですが、その後も子どもからの質問は、ずっと続いているようでした。
すでにレジは大行列。
買い忘れが発覚しても、もう1度並ぶ勇気は、なかなか出せそうにはありません。
お母さんが、必死になるのもうなずけます。
年の瀬は、みんなが忙しく過ごしています。
充実した新しい年を迎える準備は、あと2日間続きます。
新年が待ち遠しいですね。