テストを終えて取り組むべきこと
12月11日(金)
【やり直し ここが実力 試される】
学校での期末テストを終えて、一安心していたのもつかの間に、次々に答案用紙に点数が刻まれ返却が始まっています。
一生懸命取り組んだ人ほど、返却後のテスト結果に一喜一憂。
しかし、いつも伝えていますが、点数ばかりに気を取られていると、自分の現在の弱点には、気が付かないままになってしまいます。
それぞれの実力差。
一体どこで違いがでてくるのでしょうか。
それにはテスト返却後の取り組みが大きく関係しています。
「点数が悪いと、お母さんの顔色と話口調が一気に変わるんだよね。」
「長いお説教、また聞くことになるんだよなあ・・⤵。」
わが子に少しでも高い学力を・・と、望むあまり点数が思ったように伸びていなかったりすると、ついつい怒り口調で点数が悪かったということのみに執着し、長いお説教が始まるケースも少なくないようですが、点数に振り回されていては、返却後に本当に取り組まなければならない解きなおしがどんどん後回しになってしまいます。
内容を理解していなくて解けなかったことが問題なのか、ケアレスミスだったのか、設問自体を読み切れていなかったのか・・・。
まずは、冷静に分析し原因を知った上で、直し作業に入らなくてはいけません。
ここをしっかり踏まえて直しが出来るかどうかが、実力差ですね。
模範解答を見て答えを書き写すことでテスト直しが終わっているのなら、しばらく向上は見込めないのではないかと思います。
テストは現在の自分の弱点探し。
どこをどんな風に学習しなおせばよいのかを考えられるようにしたいですね。