携帯の使い方
11月20日(金)
【携帯は 使うマナーを まず確認】
最近は、電車に乗っても歩いていても、携帯を肌身離さずといった光景が日常茶飯事です。
先日電車の中で座って前のシートを見ると、7人座っている全ての人がうつむき加減で携帯画面を眺めていました。
車窓から季節の移り変わりを見ながら、季節を感じられることが楽しみな私ですが、今は多くの人たちが、自分の世界を楽しんでいます。
教室でも、携帯を持参する子どもが増えてきています。
入室の際に、電源を切っておくことが約束になっていますが、時々切り忘れてメール音が聞こえることもあります。
今は公衆電話も探すのに一苦労となっているので、携帯は必要なのかも知れませんが、小学生、中学生ぐらいまでは、持たなくても対応できるのではと考えています。
それぞれご家庭の方針もありますが、マナーについてもきちんと話したうえで、利用の仕方を確認させて持たせることは必要だと感じています。
中学生になり、携帯を持たせた途端に、全く会話がなくなってしまいましたと懇談でお母さん方からご相談を受けます。
中学生になると、友達から自宅に電話がかかってきて、取り次ぐなどということがなくなり、お母さんには交友関係も見えないのが現状です。
当然、態度に変化などあれば不安になるのは、わかります。
ご家庭でのルールをきちんと決めて、使用したいものですね。
便利ではありますが、使い方次第で、マイナス面もあることを少し心に留めておかなければならないと思います。
コミュニケーション能力は、会話の中から生まれます。
便利グッズだけに頼ることなく、日常会話を楽しみたいですね。