どう対処する?
11月16日(月)
【予期しない アクシデントを 楽しんで】
昨日、梅田に出かけていましたが、いざ帰宅の途につこうと阪急電車の駅に行くと、人身事故があったとのことで、電車が止まっていました。
あふれんばかりの人が電車に乗り込んで、今か今かと電車が動き出すのを待っています。
前の席に座っていた4,5歳の子を連れたご夫婦も、待ちくたびれてぐずりだした子供をあやしながら、少し疲れた様子です。
子どもはのどが渇いて我慢できないと泣き出してしまいました。
「だから、車で出かけた方がよかったじゃないか。」
お父さんまでが、感情あらわに怒り出してしまう始末。
しかし、母は強し。
「クイズです。この車両に乗っている人は、何色の洋服を着ている人が多いかな。」
「帽子をかぶっている人は、何人いるかな。」
などと、次々に問題を出し始めました。
「正解した人には、お家に帰ったら、特製ジャンボアイスプレゼント!」
「ホント!!?」
「じゃあ、ママとパパは目をつぶっててくれる?」
今までぐずっていた男の子も、がぜん張り切って、数を数え始めました。
アクシデントは、予期せぬところで、突然起こります。
その時、どう対応できるかで、つらくしんどい時間になるか、楽しめる時間に変身するかが決まります。
そうこうしているうちに、電車は無事に動き出しました。
お家に帰って、ジャンボアイスを美味しそうに食べる男の子の顔がを思い浮かべながら、私も帰路につくことが出来ました