整理整頓
11月12日(木)
【鞄見て 机の上の 予想つく】
教室にやってくる子どもたちの鞄の中を時々抜き打ちチエック!
学年が上がるにつれて、習う教科も多くなってくるので、当然持ち物も増えてきます。
忘れ物がないように、家を出る前に確認してねと伝えていることもあり、子どもたちの鞄はパンパンです。
忘れ物をするよりは全部持っておいた方が良いとの判断で、すべての教科テキストを入れたままで、やってくる子どもたち。
どの子の鞄もそれなりに重いのですが、中の整頓については、かなりの違いがあります。
たぶん、鞄の中がぐちゃぐちゃな子の自宅の机の上は、同じようにぐちゃぐちゃです。
だから、忘れ物も増えるし、今、何をしなければいけないのかと考えることができなくなっています。
どんなにプリントが多くなってきても、きちんとファイルを作り、表題を書き入れ、見やすいように色分けをして管理できている子もいるのですが、忘れ物が多い子は、ほぼ例外なく鞄の底から化石化したプリントがくちゃくちゃの形で出現します
先週、プリントの途中までが進み、次回続きから始めるから必ず持ってきてねと伝えたプリントを
「あれ、ここに入れておいたのになあ・・。」
「お母さんが抜いたのかも・・。」
などと、あわてふためいている子は、いつも決まって同一人物。
忘れ物常習犯です。
そして、計画をきちんと立てて、実行していくプロセスを踏めないでいるのも、同じ子どもたちです。
まずは、鞄の中がどんなふうになっているか、お母さんがた、一度チエックをしてみてください。
整理整頓されている鞄の中や、ファイルを見ると、今の学習状態は懇談で事細かにお話ししなくても、確実に上昇傾向で伸びています
まずは、身の回りのものの整理が出来ているかを今一度確認し、少し不十分な人は、そこから始めてみてください。
学習面で解説をする以前での問題で、注意を受けることがなくなれば、学習効率は格段にアップしますよ。
困らせて、考えさせる。
これが、自立の第一歩。
くれぐれも、お母さんが鞄の整理をしてしまうことだけは、おやめになって欲しいと願っています。