コミュニケーション能力を磨く
11月11日(水)
【初対面 話の広がり 好印象】
初めての人に会うときは、どんな人だろうかと想像しながら、約束の時間を待ちませんか。
私は、お問い合わせをいただき初めてその方にお会いするとき、いつも少しワクワクします。
それは、約束をして会うときだけではなく、例えば物を買いに出かけたお店の店員さんとの出会いでも感じます。
店員さんは接客のプロなのだから、それなりに対応してくれますが、(この人から買いたい!!)と、その人との会話の中で、感じることってありませんか。
私は、物を買うとき、ほとんど会話が楽しかったり、その人の人柄がにじみ出ていたりすると、絶対にそこで買うことを決めてしまいます。
建物やお店そのものの雰囲気が好きだからと、足を運ぶことがあるかも知れませんが、人と繋がりたいという思いが強いのかも知れません。
時間が少しでもできると、いつも近くの百貨店に出かけます。
子供たちとの楽しい教材探し(ものではありませんが・・・。)が一番の目的ですが、季節感を感じたり、お店の人との会話の中で、自分に得るものがたくさんあります。
コミュニケーション能力が高い人の話は、常に自分自身の中で保管している引き出しから引っ張り出しての情報が多く、魅力を感じますね。
それが自分とは違う視点からのアプローチだったりすると、なおさら引き込まれてしまいます。
教室でも、『リトラビ株式会社旅行プランニング』などと題して、旅行のプランを考えたり、新商品を売り出す設定で、新しい文房具を発案したりする授業を時々行います。
計画から、売り出す方法、ポスター制作などを子供たちに考えてもらって、最後はプレゼンしてもらいます。
このプレゼンでは、まさしくコミュニケーション能力が問われることになります。
どう伝えればこの商品を買ってもらえるだろうか・・・。
子供たちは、キャッチコピーを考えたり、いろいろとアプローチ方法を考えていきます。
教室では、テキストだけにたよる学習ではなく、活きた力へとつながるコミュニケーション能力を大切に育てたいと思っています。
学習の基礎は、よりよく生きていくために、様々な力をつけていくうちのひとつのツールだと考えています。
テキストや問題集からは、実際それをどういう風に利用していけばよいのかがわかりません。
ですので、実践ドリルが必要になってくることは、いうまでもありませんね。
これからも、教室で楽しみながらの実践授業を、いろんな場所でいろんな人に触れながら、考案していきたいと思います。
話す能力は、伝えられる能力。
そして、会話のキャッチボールを楽しめる人へ・・・。
子供たちにおおいに期待したいと思っています