自己管理させていますか?
8月4日(火)
【自己管理 日頃の生活 見え隠れ】
どんなに小さくても自分が今出来ることをきちんと自分で行っている子。
たとえば、毎日新聞をポストから食卓まで持ってくること。
「それぐらいなら出来るよ。」
そう思った人、多いと思いますが、毎日継続して行う事は、たとえ数分で終わることだとしても、出来ている人は少ないように思います。
(継続は力なり)
みんなもよく聞く言葉だと思いますが、継続する力がある人は、習慣がついています。
習慣(生活リズム)がついていれば、計画を立てることがスムーズに進みます。行き当たりばったりではないからです。
習慣は、幼少の頃からの取り組みが大きく影響しています。
食べ終わったら、自分の食器は流しまで運ぶ・・だとか、幼稚園児なら、お弁当箱を出して、
「ごちそうさま。」
と、伝えたり、小学生なら給食セットを洗っておくぐらいの習慣は、付けておくべきだと思っています。
今の子どもたちがよく使う言葉の中に、
「そんなこと、当たり前。」
というのがあります。
食事の支度は、お腹がすいた時間になれば、済んでいて当たり前。
体操服が明日必要であれば、洗濯された体操服が用意されていて当たり前。
何でもお母さんが用意されている家庭の子どもたちは、筆箱の中の三角定規が入っていなくても、
「明日、三角定規使うからってちゃんと言ったのにお母さんが忘れてる・・。」
などと、お母さんが入れておくことが前提で、つぶやいたりします。
「誰が使うものなの?」
「お母さんが確認するもの?」
教室では、自分の事は自分で・・。
これこそまさに当たり前。
幼少期は、まず習慣づけから・・。
習慣づけは学習面だけでなく、生活リズムすべてにおいて、物事を進めていく上での基本です。
これが何よりの最優先事項だと思っています