最優先はなんですか?
7月29日(水)
【考える 今何するのか 出来るのか】
夏休みに入り子どもたちの様子を見ていると、この夏休み中の自分の目標を明確にして夏休みを迎えた子と、浮かれモードで夏休みに突入した子の違いがすでにこの時点で大きく表れています。
楽しいことが満載の夏休み。
あれもこれもしてみたい・・と、ワクワクする気持ち湧いてきますよね。
特に時間のかかるものは、夏休みだからこそチャレンジしたいと思うのは当然です。
でも、すべてにチャレンジするにはなかなか難しいのも現実です。
そこでいつも伝えている優先順位を自分で確認することが必要になってきます。
克服する課題。
新たなチャレンジ。
テーマを決めての調べ学習。
新ジャンルの読書。
・・・・。
自分が今何年生かにもよりますが、今年の夏休み、まず何が自分にとって優先順位のダントツ1位なのかとじっくり考えてみてください。
弱気になる自分自身の精神的成長が1位という人。
なんとか25メートル泳げるようになることが1位という人。
本を読むことが苦手な人にとっては、夏休み中に10冊制覇!という人もいるかもしれません。
当たり前ですが、自分にとってなので、友達とは違った優先順位です。
だから、自分に甘い人にとっては、すぐに挫折してしまいがち・・なのです。
自分に甘い人は、いとも簡単に優先順位を変更したり、途中で放棄してしまったりします。
(このタイプには、まず学習面より優先して欲しいのがサバイバルキャンプや無人島キャンプなど家族と離れて自分で何か行動を起こさなければ前に進めない体験型メニューですね。出来れば、単独参加が効果ありですよ)
自分に負けない精神力が最重要課題といったところでしょうか・・・。
教室では、授業の振替や予定変更などは、子どもたちが自分の手帳を持参して自分の予定を確認した上で、相談して決めています。
お母さんが予定管理をされている間は、子どもの自立心は伸び率が低いままです。
子どもたちには自分の手帳に、家の用事や自分の他の習い事の予定を書き入れてきてもらって、新たにフリーの部分に予定を組み入れても大丈夫か(宿題などきちんと進められるかなど)を考えてもらってから決めていくようにしています。
これなら、自分で決めたことなので、私との約束を守らなければならない・・と、感じているようです
子どもに自立心を・・・と、言っていながら手出しをしたり管理しすぎていたりしていることが本当に多いと思います。
まずはこの夏休みに、親の意識も思い切ってチェンジしてみるのはいかがでしょうか。
私からの最優先提案です(^-^)