魅力ある文章
5月22日(金)
【書き出しで 読み手の心を キャッチする】
今、原稿用紙の使い方と作文の書き方を学んでいます。
作文に関しては、ここではしょっちゅう課題が出るので、みんな書き慣れてはいるのですが、今回は初めの書き出し部分でのひと工夫について、考えています。
文章自体は読み応えのある長文も数多く上がってきますが、ワンランクグレードをあげて書き出しのインパクトについて、みんなで考えてみました。
「どんな書き出しなら、読み進めてみたいと感じるかなあ。」
子どもたちに問いかけてみると、
「ワクワクする感じ。」
「ドラマみたいに、その先の展開がどうなるのか知りたい感じ。」
などと、答えが返ってきました。
みんなイメージは持っているようですが、いざ書くとなると、鉛筆が止まっています。
「セリフみたいにしゃべってることから始まるっていうのはどうかな。」
「なんかその場面を想像して、ちょっと楽しい感じじゃない?」
ひとりの子が、そう切り出しました。
「なるほど…。」
あっという間に、あちらこちらから鉛筆を走らせる音がここちよく響き出しました。
さてさて、どんな大作に出会えるかと、楽しみになってきました。
書くことが苦にならない子どもたちがどんどん増えてくれる事を願って、頑張りたいですね♪