入学式
4月7日(火)
【新しい 制服姿の 子どもたち】
今週は入学式があちらこちらで行われています。
阪急電車に乗ってもスーツ姿のご父兄の傍らで、少し大きめの新しい学生服を着た中学生の姿に多数出会いました。
どの子も初めての電車通学で少し緊張したのではないでしょうか。
これから始まる中学生活に不安と期待が入り混じっているかも知れません。
頑張って勉強して志望する学校の門を自分の力で開き、今日の入学式につながったのだと思いますが、本当に個々の力量が問われることになるのは、ここからです。
どこで学ぶかが重要だと思われがちですが、自分自身が今の場所でどう学ぶかが問われています。
合格がゴールになっている人がいるのも、残念ながら事実です。
合格を手にした達成感で満ち足りていたとしても、何を学びたくてこの学校に入ったのかともう一度振り返り、与えられた場所で、どう学べば良いのかを見つけ出して欲しいと思います。
素晴らしい環境が与えられたとしても、その中で自分がどう学べばよいのかが分からない人が大勢います。
受け身ではなく、自分でどう学ぶべきなのかと自問自答しながら、進んで欲しいと思います。
初めての電車通学の人は、しばらくは緊張と疲れで行って帰ってくるだけで体力を使いきっているかも知れません。
まずは、新しい学校生活に慣れ、それからまわりを見渡してみましょう。
通う電車の車窓から、季節の移り変わりを感じられるようになる頃、通学リズムもついてくるでしょう。
ご入学おめでとうございます。