オリジナルノート作り
3月24日(火)
【新学年 自分がわかる ノートとる】
今、教室では自分流ノートの取り方にそれぞれが工夫を重ねています。
ノートの取り方で、その子の今の力が大体わかります。
ノートのまとめ方をみれば、その子の性格や勉強の進め方なども面白いように見えてきます。
きれいな字だから良い・・という訳ではありません。
字がそれほど上手でなくても、今習っている単元でのポイントはここ!と、いうように、ノートをみれば一目瞭然といったノートを作っている子どももたくさんいます。
ノートまとめの時間は、要約力を育む時間でもあるのです。
大切な要点が分かっていなければ、まとまったノートにはなりません。
まず、気になるのがラインマーカーの多様化。
最近の子どもたちをみていると、ラインマーカーだけでも、4,5本持っている子がたくさんいます。
当然、どの色も使ってみたいと思っているので、ノートはカラフルでお花畑のようで、楽しいページになっています
しかし、どこが大事なポイントなのかが、全く見えてきません。
可愛いメルヘンチックなページからは、残念ながら重要チエックポイントをはっきりと確認する事が出来ないのです。
そして、次によく目にとまるのが、テキストのまんまを丸写ししているノート。
丸写しするなら、テキストを読めば良いですよね。
結局大切な所が分かっていなくて、丸写し状態になっているので、大切なポイントだけを拾い上げることが出来ない状態だという事。
これも、少しずつ改善していかなければなりません。
私は、ノートの取り方をみんなが同じように・・ということに賛成ではありません。
テキストは、誰が読んでも分りやすくという工夫があるべきです。
しかし、ノートはそれぞれ個々に使用するもの。
言うなれば、自分が分かりやすいものであるべきだと思っています。
ですので、自分なりの工夫が満載であって良いと思います。
教室ではまず、自分が思うようにノートを作ってもらっています。
それで、見回っている時にわかりやすいノートに出会うと、すぐその場でみんなに
「見て。すごく見やすくて分りやすくない?」
「でも、どうしてこのノートは見やすいと感じるのかな。」
などと、そのノートを紹介し、みんなに考えてもらう時間をとる事にしています。
ダメ出しをするのではなく、良いものを紹介する。
すると、他の子どもたちは、自分なりの工夫を凝らし、次は自分のノートを紹介してもらいたい!と、ノート作りに力を注ぎ始めます。
次から次へと、様々な工夫のつまったオリジナルノートが出来上がってきます♪
また、機会を作ってみんなのノートをみなさまにも紹介していこうと思います。
お楽しみに・・・・☆