子どもはお見通し
3月23日(月)
【終着点 どこに向かって 進んでる?】
我が子に望んでいる事って、一体我が子がどうなることなのでしょうか?
お母さんとなった日から、お母さんは自分自身で決めて進んでいかなければならない事が多くなります。
我が子に対しても、基本日常の多くの時間を子どもの傍で過ごすのはお母さんです。
初めてだらけの中で、子どものためにどうしてやれば良いのかと、ひとつ出来事が起こるたびに、その場で判断し実行に移していかなければなりません。
最初は、そのひとつひとつが不安だったお母さんも、いろいろな場面で場数を踏んで、頼もしくなってきます。
子どもにとっても、それがまた頼れるお母さんとなってバージョンアップしていきます。
しかし・・。
お母さん自身も時に触れ、少し考えながら進む事が大切だと思います。
良かれと思って接している事が、結果的には子どもの自立心をストップさせる一因になっていたりしていることもないとは言い切れない時があります。
我が子が失敗しないように・・・と頑張り続けていると、気がつけば、思いもよらぬ方向へと進んでいる事があります。
本当にその接し方で良いのかと、少し立ち止まって自分自身に問いかけてみる事も必要なのではないでしょうか?
子どもは注意してもらえる場面がたくさんあります。
しかし、お母さんを注意してくれる場所はそんなにありません。
(仮に言いたいと思っている人がいてくれたとしても、なかなか伝えられない事が多いはず・・。)
自分自身の考え方だけで子どもに接していると、偏った考え方になっている事だってあるのではないでしょうか?
私も自分の子育てを振り返ってみると、今更ながら時間を戻してもう一度修正をかけたい・・と。思う場面がたくさんあります。
(あの時、○○したい!と言った事を、思う存分させてやれば良かった・・。)
(もう少しじっくり話しを聞いて、子供目線で考えてみても良かったかも・・。)
振り返ればそんな風に感じる事が山のようにあります。
大人になると他人からの声に耳を傾けるのが下手になっているのかも知れません。
自分の考えが正しいと思い込んでいる事も少なくないように感じます。
我が子に臨む事が、たくさんになり過ぎてはいませんか。
我が子がこの先どうなることを望んでいますか。
子どもにばかり修正を求めるのではなく、私も含め、お母さんも様々な所で多くの人の言葉に耳を傾けて考えていかなくてはいけないと感じます。
子どもはよく観ていますよ。
お母さんがちゃんと考えた上で話しているかどうかも、お見通しのような気がします。
素直な気持ちで、大人も学びを深めましょう。
子どもたちに負けないように・・・。