問題はじっくり読んで
12月18日(木)
【設問で 問われている事 よく理解】
子どもたちのテストの様子を見ていると、いつも読み切る力をつけたい・・と、痛感します。
解きかたや答えはわかっているのに、問われていることを理解しきっていないために、少しずれた解答を書き入れている子が非常に多いのです。
全く理解出来ていないなら、また例題からチャレンジすれば良いのですが、分かっているにも関わらず、(教えて?)といわれていることに対して正確に答えられていないのは、残念でなりません。
細部まで読み切って答えられる力は、本物です。
注意力散漫な日常生活を送っていると、きちんと読み切る事が出来なくなっている事があります。
(なんとなくこんな感じ?)
問題を途中まで読んで安易に解答を求めていく子の姿を幾度となく見ています。
じっくり読む事が出来なくなっています。
『文章中から書きぬきなさい。』
そっくりそのままコピーの状態で答えなさいと問われている問題です。
漢字は漢字のまま、句読点もそのままです。
『文章中の言葉を使って答えなさい。』
これは、少し言葉をかえて自分のアレンジを加えて解く問題です。
しかし、文章からそのまんま取り出してなんだかしっくりこない解答になっていたり・・。
問題の作成者が求めている答えを答えられる子は、いつも何事にもじっくり取り組む傾向が強いように思います。
ゆっくりペースという事ではありません。
問題を読む時にしっかり時間を使って設問を理解し、キーポイントがどこなのかを判断した上で答えを探し始めることが出来ています。
何事においても、理解力がなければ、正確な答えは出せないと思います。
与えられる学習からの脱却。
そこから、理解力アップの道は始まっているのかも知れませんね。