私たちに出来ること
8月26日(火)
【真夜中に 暑さと揺れで 目が覚める】
昨夜は、久しぶりの地震でやっと眠りについた矢先に起きてしまいました。
なんだか最近、本当に天候がおかしいと感じませんか。
土砂崩れで大きな被害となったり、局地的な大雨がいきなり降りだしたりと思ったら洪水レベルにまであっという間に達してしまい、大きな災害へと発展したり・・・。
何か本当に想像もつかないような大きなことが起こりそうで、なんだか怖い気がします。
災害も、テレビの中でニュースで観るものではなく、いつ身近で起こってもおかしくない状況になっていますね。
今年の夏は、子どもたちの夏休みの自由研究にも、
「雨のメカニズム」や「地震はどうして起こるの?」とか、「土砂崩れの起こりそうな場所マップ」などなど、災害について触れたものが数多く並んでいます。
自然との共存は、人間の永遠のテーマではありますが、本当にみんなが少し真剣に自分の事としてとらえ、考えていかなくてはならない時にきています。
阪神大震災の日。
引っ越しを終えて2週間目の出来事でした。
マンションのベランダから海側を見わたすと、至る所に火の手があがり、ただ事ではないと強く感じた事を、今でも鮮明に覚えています。
引っ越してきて、新たに並べたお気に入りの食器も見事に割れて、アップライのピアノは、リビングの壁を突き破ったままの形で止まっていました。
あの大きな揺れの中、家族が無傷であったことに、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
2週間前まで暮らしていた場所は、活断層の上に近く、住んでいた家は全壊し思い出の家は姿を変えていました。
近くの方が数名亡くなられたと後々知って、しばらくは何もする気になれませんでした。
どんな人も、自分のところに災害が来るなどと考えることはありません。
でも、決して他人ごとではないのです。
日々、あわただしく生活していると、見えていないことが本当にたくさんあります。
災害は忘れた頃にやってくる。
今一度、周りを見渡し、備えておけることを見つけておきたいと思っています。