何をしなければいけないの
6月16日(月)
【それぞれが 自分の課題に 目を向ける】
学年が同じでも、得意不得意が違うので、自分自身の課題はそれぞれに違ってきます。
学力向上のためには、まず第一に自分の弱点をしっかり把握することです。
(何から手をつければ良いのか。)
(どこからさかのぼって学習し直せば良いのか。)
その答えをしっかり確認してから取り組まなければなりません。
テストを受ける意味は、そこにあると思います。
自分の弱点を知り、さかのぼる単元はどこからかとテキストを開き、自分でその単元まで戻れることが出来ていれば、
かなりレベル上級者。
大半の人は、テストの点数ばかりに気を取られ、仮に90点程取れていれば、間違った10点分をしっかり見直す作業を怠っています。
だから、しばらくたってまたテストをかけると、前回間違った同じ場所を同じように間違うことが少なくありません。
これでは、残念ながらテストを受ける意味はありませんね。
点数が良いと自慢している間に、しっかり直しをしている子との差は、確実に広がってきます。
大切なことは何でしょう・・。
ひとつずつ丁寧に問題に取り組む姿勢が身につけば、成績はかってに上がっています。
幼い頃から難問が解けることより、まずは勉強の仕方を身につけるべきではないでしょうか?
暗記が苦手な子は、自分流の暗記法を探る。
人から見て(もっと良い方法があるんじゃない?)と、思われったっていいじゃないですか。
自分が暗記が得意になる暗記術をあれやこれやと試してみるべきです。
自分で自分のやり方を見つける。
簡単ではありません。
でも、どんなに良いと勧められても、自分自身が暗記出来なければ、自分は別の方法を考えるべきですね。
そういう風に自分としっかり向き合って自主的にチャレンジ出来る子どもに育って欲しいと思います。
それが身につけば、この先どんな課題が与えられたとしても自分で乗り越える力がついているはず・・。
教えることは簡単です。
見守ることには、忍耐が必要です。
はやく教えてしまった方が、楽なことはわかっていますが、待って見守れる大人でありたいと思います。
お母さんが教えられる領域までで良いのならつきっきりでも構いませんが、子どもたちは大きな可能性を秘めていますよ。