先を見据えて
5月15日(木)
【教室に 可愛い作家が 勢揃い】
4年生国語の時間。
絵本をひとつ取り上げて読み聞かせ、その続きを与えられた課題に沿って書き進めてもらいました。
① 楽しい話しで終わる形。
② せつない話しで終わる形。
③ 夢が膨らむ話しで終わる形。
④ 思いもよらない展開で終わるお話。
⑤ 感動で胸が熱くなるお話で終わる形。
じゃんけんをして五人に好きな番号をひいてもらい、その番号の課題にあう続きのお話を書いてもらいました。
どの課題があたるかがわからないので、あらかじめ予測して考えておくことが出来ません。
決められた時間内に課題にあったお話を、今まで読んだことのある本の中や、自分の体験談や、引き出しにしまっている記憶をいろいろつなぎ合わせながら、こどもたちの鉛筆を走らせる音だけが教室に響きました。
インプットした経験や情報をどんな風に活かして表現し、形にしていけるか・・。
これは、今の世の中で求められている力です。
予想していた以上に、子どもたちのお話は引き込まれるものばかりでした。(^-^)
計算問題や漢字のように、○か×ですぐに目で見て正解不正解がわからないものの力を確認する機会がまだまだ少ないのが現状です。
中学、高校、大学へと進むにつれて、本当にその人自体の力量が問われてきます。
教えられた通りに、それを何回も繰り返すことができるだけでは、今の子どもたちが大きくなる頃には、必要としてもらえる場所は限られてくるのではないでしょうか?
目先の問題の点数だけに捉われていては、本当につけておかなければならない力は積み上げていくことは難しくなります。
お母様方、一緒に考えていきませんか。