子どもの様子を知る方法
5月8日(木)
【入学し 慣れてきた頃 要注意】
3月に卒業し、4月から中学生になった子どもたちも大きく環境が変わってひと月が経ちました。
みんなそろそろ中学生活にも慣れ、楽しく通っていることと思います。
教室でも少し大きくなったなあと感じながら、学校の様子を話してくれる子どもたちに何か変化はないかとアンテナを巡らせています。
学習面もさることながら、生活面や友だち関係も新たな環境の中、少し注意が必要な年齢。
子供扱いすると、不機嫌になることもある時期ではありますが、大人のような判断が出来るわけでもありません。
自分の中学生時代を振り返ってみてもなんとなく思い出せるのではないでしょうか。
つかず離れず・・。
そして、気づかれず・・。
なんとなくこんな感じで接していきながら、話す話題の中から今の様子を感じ取りたいと思っています。
クラブ活動が本格的に始まれば、クラブ単位での活動が中心にはなってきますが人間関係がスムーズに運ぶ時ばかりではないでしょう。
しかし・・。
少しもまれながら子どもたちは成長していきます。
今までもそうだったように・・・。
ただ、大きく違ってくるのは、お母さんが知らない世界が増えると言うこと。
これは、間違いありません。
これこそが成長の証ではないでしょうか。
でも、もう無関心で良いということではありません。
ただ、声のかけ方や注意の仕方は頭ごなしでは心を開いて見せてくれなくなってしまいます。
会話することだけが、子どもを知ることではないような気がしています。
同じ部屋でそれぞれが別の事をしていても、同じ部屋で同じ時間を過ごすだけでも心は落ち着いています。
根掘り葉掘り聞き出してみたり、指示を出し過ぎたり、お母さん目線での発言が多くなればなる程、子どもの状態が見えなくなる場合も少なくありません。
何か少し気になる事があったとしても、まわりの大人が
「見守ってくれている・・。」
と、子ども自身感じることが出来れば、自分なりの解決方法を見つけながら子どもは成長していきます。
小学生の時とはまた違った親子関係を、新たに一から楽しみながら築いていく・・。
お母様もこんな風に考えて子どもとの時間を共有してみてはいかがでしょうか。
先日も触れたように、今はLINEやメールでのやり取りが当たり前で、友だちから家に電話がかかってきたりすることもありません。
親は子どもの友だち関係の把握が非常に難しい時代です。
だからこそ、子どもが話してくれやすい環境を大人が提供するべきだと私は思っています。
またリトラビママの会で、みんなであれこれ考えていこうと思っています。