思考力を磨いた社会人1年生!
自分で行動できる力を磨く
学級閉鎖が相次ぎ、なかなか日常のリズムがとれなかった新学期のスタートからひと月が経ちました。
みなさん、どのようなスタートでしょうか。
学年も上がり、クラス替えや新しい先生や、お友だち。
それぞれに環境が変わりましたが、そろそろリズムをつかめてきましたか。
今年は3年ぶりに制限のないGWでした。
それぞれが笑顔で過ごせていることを願うばかりです。
教室では、「自分の気づき」を大切にこどもたちに寄り添っています。
3月から、相次いで卒業生からの嬉しいメッセージが届き始めています。
就職活動で、一緒に自己分析を掘り下げる作業を通し、自分が本当にやりたかったことを再確認した上で臨んだ結果、希望通りの内定がもらえましたという知らせ。
幼少期からずっとそばで関わってきた子どもたちの嬉しい知らせは本当に感無量!
我が子のように色々なシーンが思い出されます。
教室に来てくれる子どもは、どちらかというとのんびり屋さんが多く、時間をかけて自分磨きを丁寧にしてくれる子どもたちです。
保護者の理解もあって、基礎学力の上に積み上げる授業を楽しんでくれた人たちに恵まれて、小さな教室は今も元気な子どもたちの声であふれています。
小さな時期から考えることを当たり前にしたい!
教えられるのではなく、先回りして与えられるのではなく、時間がかかっても考えることを継続してきた子どもたちの底力はとてつもないエネルギーで満ちあふれています。
親は子どもから課題をもらっている
子どもの成長のためには、色々教えてあげないと・・。
○○をしたらいいかも・・。
こんな風に考えるのは親側の思い込みが大半で、子どもにとっての本当のサポートになっているかと問われればいささか疑問。
生きていく過程では、決断しなければならない場面が数多く出てきます。
我が子は、自分で決められる力がついていますか。
指示待ちに慣れてしまってはいませんか。
子どもの成長はそれぞれに違います。
生まれた月齢の差があったり、与えられている環境も違っていますね。
だから、無限に成長スピードも違っていて当たり前。
それに気づいている保護者の方は、我が子を信頼して見守っておられます。
そして、子供の成長度合いを見定めて、それに応じた子どもとの距離感やかかわり方を考えて行動されています。
大人は子どもからたくさんの課題を与えてもらっているのかもしれません。
どう受け止めるかは親側の成長によって違っているように感じています。
なんのために勉強するの?
子育ての最終目的はなんでしょう・・。
優秀な学力を身に着けること?
オールマイティーにこなせる力をつけること?
概ねみんなと同じように引けをとらないこと?
大企業に就職して安定した生活をおくってもらうこと?
ご家庭によって、答えは違うのかも知れませんが、私はゆっくりでも自分で発見し、自分の答えを見つけ出し自分の思いを行動に起こせる力をつけてほしいと願って、この仕事を続けています。
この子だからこそ・・に磨きをかけたいですね。
内定、本当におめでとう!
自分で切り開いた第一歩。
心からお祝いしたいです!
※写真は子どもの森神戸。大人も子どもも発見の糸口が見つかるかも・・。おススメですよ!