焦らない、焦らない!
親はすぐに比べっこを始めてしまう・・。
今年は梅雨入りが早く、少し滅入ってしまいますね。
洗濯物の乾き方が気になる毎日ですが、僅かな晴れ間を有効活用しながら過ごしていきましょう。
さて、今日は最近の子どもたちの近況報告を少し。
子どもたちひとりひとりの個性を尊重していると、やはり同じ学年でも進み具合は様々。
計算の速い子、文章問題を楽しみながら取り組む子、集中できるまでに時間のかかる子など本当に個性がキラリ。
小人数制を重視しているのは、その子に合った提供をしたいからですが、学年が上がるにつれて、お母さんが少しざわざわしてきます。
「○○ちゃんは、すらすら計算ができるのに、どうしてうちの子は遅いのでしょうか。」
「何度書いて練習しても、漢字を覚えることができないのはどうしてでしょうか。」
同じ学年でも、ひとりひとり本当に異なるし、双子の兄弟であっても、得意不得意は全く違っています。
比べっこは、大人の得意技ですが、まずは我が子の個性をしっかり把握することのほうを優先してみましょう。
スロ-ぺ-スな子どもは、観察力に優れている!
計算の速さは、ある意味大切な要素ではありますが、少し時間がかかっても、正答率がよければじっくり学べている証拠です。
30年近くいろんな子どもたちと接してきましたが、統計的にスローぺースの子の方が伸びてほしい時期にしっかり伸びています。
ひとつ言えることは、スローペースの子には、雑学引き出しが多いということ。
興味、関心が高かったことで、じっくりいろいろ観察してきた中で確実に応用力へとつながっています。
じわじわと力を蓄積し、広がりのある学びを楽しみながら実践している子どもたちを何人も見てきました。
焦らず比べず我が子の観察を継続させていきましょう!!