つけたい力はなに?
5月19日(土)
梅雨を目前に、小学校では修学旅行、中学校ではトライやるウイークなど、行事の多い時期を迎えています。
子どもたちは、資料作りやレポート作成などにと、忙しい毎日を過ごしています。
(学校は、何のために通うのか・・。)
いきなりこんな質問をされたら、あなたはどんな回答をされますか?
◇ 基礎学力をつけるため
◇ 集団の中で社会性を身に付けるため
◇ 学力を向上させ、ステップアップを図るため・・。
それぞれに思いつく答えは、様々だと思います。
私は子どもたちに、多くの経験(理不尽な経験も含め)の中から、自分なりの対応のしかたを見つけて欲しいと願っています。
学校は、様々な経験を積み上げる場所のひとつとして、欠かすことのできない大切な場所だと捉えています。
社会に出れば、マニュアル通りにはいきません。
当然、自分の思いもつかなかったような状況に、足を止めてしまうことだってあるでしょう。
でも・・。
その対応については、自分で答えを出さなければ前に進むことが出来ません。
その力をつける為には、失敗も含めた経験が必要です。
経験の中から、自分の引き出しをひとつでも多く増やしておくことが、対応力のアップに繋がります。
「早くしなさい!」
「宿題は済んだ?」
まずは、指示の仕方に一工夫・・。
対応力を備えた子どもたちが、社会にはばたく姿を楽しみに、大人も少し考えてみましょう!