個々に応じて
6月14日(日)
【成長期 個々の違いを 感じ取る】
子どもたちは日々進化しています。
毎日すさまじいスピードで、いろいろなものを吸収し、カメレオンのように変化しています。
しかしタイプによって、変化の仕方は様々です。
性格にもよりますが、好奇心の表し方も全く違っています。
教室で新しい教材が登場した時。
① すぐに我先にと一目散にやってきて、とにかく自分が一番最初にそれに触れたい子。
② ものすごく興味はあるのだけれど、どんなものなのかととりあえず誰かが触れて使用している様子をしっかり見てからそばに寄って来る子。
③ 面白そうだと感じているのだけれど使い方をまちがったりする様子を人に見られるのがいやで、全く触れない子。
実に様々です。
①のパターンの子は、ひとつのものに対してあまり執着がありません。次の新しいものが出てきたら、もうそちらに目がいって、それが気になって仕方がありません。
②のパターンの子は、じっくり観察する能力が非常にすぐれているので、日常生活でもわりとまわりのものを見渡せています。ここ一番という時に、(そんなところまで観察出来ていたんだ・・。)と、驚かされることが多いのもこのタイプです。
③は、人に知られないところで、こつこつ積み上げ努力しています。中にはプライドの高い子も含まれていて、毎日一生懸命出来るまでひたすら練習をしていて、出来るようになったと確信が持てたら、さりげなくみんながいる所でも、さらっとやってみせたりしています。
このように同じものひとつを子どもたちに見せても、反応は様々です。
ですので、当然声のかけ方やそのタイミング、タイプによっての柔軟な対応は非常に大切な意味合いを持ってきます。
その子に応じた言葉かけ。
その子が伸びていくには、今どんなサポートが必要か・・・。
ちいさな教室だからこそ、常にそれを考えながら寄り添う事を、何よりも大切にしたいと思っています♪