嬉しい変化
5月28日(水)
【柔軟性 経験積み上げ 身につける】
子どもたちと毎日接していると、本当に日々変化していく様子を間近で感じ、ワクワクします。
幼い頃からの長年の付き合いという子が多いので、
「大きくなったなあ・・。」
と、本当に微笑ましく感じる場面がたくさんあります。
子どもたちはそれぞれに、色んな人と出会い、色々な場所で新たな発見をしながら、ひとつずつ物知りになっています。
今まで経験したことがなかったから興味がなかったことからも、新しい発見があり興味深々になっていたり、学年があがって見る視点が変わり、今まで見えていなかった一面を探しだしたりと本当に成長していく様子が伝わってきます。
幼いうちは、物事に対してイエスかノーかの2つしか答えがないのですが、学年があがり、友だちとの関わりが増えてくると、イエスかノーかだけではなく、(どちらとも言えないかも・・。)と、ほんの少し曖昧な答えとともに、相手の立場に立って考えるゆとりが芽を出し始めます。
もちろん、最初からその答えを出せるわけではありません。
自分も様々な経験を積んで、自分自身いろいろな気持ちになってみて、少しずつ相手の立場だったら・・と考えることが出来るようになってきています。
「これはいいけど、これはダメだよね。」
そんな風に、お母さんや大人から教わって来たこどもたちが、大きくなるにつれて、自分の判断で少しずつ寛容な答え?を見つけ出せるようになっています。
ケースバイケースで、物事が判断出来るようになる。
まさしく、子どもたちに柔軟性も備わってきて成長している証です。
悲しい気持ちを経験した子は、同じ場面で必ず相手の気持ちが理解出来ます。
学業だけでなく、心も大きく育って欲しいと思っています。