生活の中で・・
1月12日(日)
【何であれ 使えて初めて 意味がある】
教室では、算数・国語・理科・社会・・・と、いろいろな分野から学習しています。
しかし、最近の子どもたちからよく聞こえてくる言葉が、
「先生、この問題の所は、もう学校でも終わったからもう関係ないよ。」
「テストも終わったからもういいねん。」
「今は、次の面積のとこだから。」
などと、習い終われば終了という公式が成り立っている様子。
学習していく本当の意味とは何でしょうか?
私は、習ったことを実際に使えるようになる力を兼ね備えることだと思っています。
英語だって、文法を理解していたり、テストで点数が取れたところで、外国人の人の前に立つと全く貝のように口を閉ざしてしまう・・といった感じでは、習得したとは言い難いですよね。
単語だけを次々並べてアクションを起こし、ジェスチャーを交えてでも自分の思いを伝えられる人の方が、はるかに英語力があるのではないでしょうか?
テストの点数に一喜一憂。
点数が取れていれば理解しているなんて思っていては、大きな落とし穴にはまってしまう可能性があります。
要領の良い子なら、点数を取ることぐらいなんでもないこと。
どの教科もどの学びも、何かをするためのツールに過ぎません。
宝の持ち腐れ。
テストでどんなに点数が取れても、その学んだものをツールとして、どのように使いこなせば良いのかが分からなければ、力があるとは言えません。
使えるようになるドリルが不足していると、日々痛切に感じています。
使いこなすために必要な、学んだツールをつなぎ合わせる力が、今様々な場所で問われています。
教室では今年も、学びを活かせる力を深めていきたいと思っています