ホッとひといき
12月27日(金)
【受験生 授業終わりの 達成感】
冬休みに入り、いよいよ最終コーナーをまわりましたね。
もうそれぞれの志望校の入り口が、各自確認出来るところまで、走ってきています。
お疲れモードでぼんやりしがちな子も、正門が見えてくれば、さすがに顔つきが違ってきます。
当たり前ではありますが、合格はゴールではなく、スタートです。
正門をくぐり、4月から通ってみなければその学校の本当の雰囲気を知ることは出来ません。
合格は、『知る権利を得る』ということになります。
親は、溢れんばかりの各学校の学校案内や学校説明会に始まり、まわりの評判や偏差値から学校選択をしてきたと思うのですが、子どもにとっては自分で判断し、志望校を選択することは難しい作業です。
ただひたすらに、問題にあたり、頑張ってきています。
ラストスパートとなった今、一番必要な事とは何でしょうか・・。
弱点強化はもちろん必要ですが、精神面を安定させてあげることも大きな課題だと思っています。
授業終わりのコールとともに、子どもたちの表情はがらりと変わります。
黙々と頑張っていたたくましい子どもも、今日やり終えた達成感と安堵感に包まれています。
ガンガン弱点を責め立てるより、明日またすっきりスタート出来るようなリラックスタイムをしっかり取らせてあげられていますか?
自宅に戻ったあと、当然短い時間でも、その日の復習は必要ですが、親の焦る気持ちが伝わるような話し方になってはいないでしょうか?
長時間頑張っています。
「早く宿題を済ませて早く寝てね。睡眠はしっかり取らないと・・。」
確かに正論ではありますが、
たった5分10分で良いので、子どもがリラックスできる話題を提供して欲しいと思っています。
言葉がなくても、あたたかい湯気のあがるココアだけでも十分伝わるはずです。
張りつめた気持ちのONとOFFのスイッチは、お母さんの気持ちひとつなのかも知れませんね。