理解して使うということ
9月21日(土)
【本物を 正しく使う 幼少期】
今日は地元の中学校の運動会。
今年は土曜日開催ということもあり、朝からおじいちゃん、おばあちゃんの嬉しそうに学校へ向かう姿も見うけられました。
良いお天気で良かったですね。
今日は本物を使うことについて少しお話してみたいと思います。
幼児が初めてにぎるハサミ。
よく小さなこどものために、手を切らないようにしっかりとガードがついたものがあり、お母様方はそれを用意されてお持ちになります。
しかし・・・。
それを渡されたこどもたちの様子をみていると、なんだか上手く使えなくてイライラしています。
手を切らないようにガードされている分、紙も切りづらいのです。
教室では、年令ではなく、こちらが話していることをしっかり聞けるようになったと判断した時点で、ハサミは使い方をまちがえるととても危ないものだと言うことを説明し、ハサミの受け渡しの仕方から何度も繰り返し練習します。
「まだ、小さいから危なっかしくて・・。」
そう思われるお母さんもたくさんいらっしゃるとは思いますが、やはりおもちゃもどきの切れ味の悪いハサミを持たせるよりは、判断が出来る頃に、取扱いによっては危険なものになることをしっかり認識させた上で、きちんと使わせることが大切だと思います。
でも・・。
お母さんはまだ少し不安な気持ちが拭えません。
子どもたちは、ごまかさずにきちんと向き合って伝えれば、きちんと理解をして、使っていきます。
本物を与える時期の見極めは大切ではありますが、教室では出来る限り本物に触れての学習を進めていきたいと思っています。