見えないところで
8月1日(木)
【思考力 じっくり考え 答え出す】
夏休みならではのプログラムが毎日展開されています。
じっくり考えるには、絶好の夏休み。
問題文を絵に描いて、ひとつひとつを確認しながら、作問者の要求している答えをさぐります。
頭の中で考え、絵に表し、その書いた絵を自分の目で確認し頭の中を整理しながら次へと進めていきます。
この作業を繰り返すことで、集中力はすさまじくアップします。
今まですぐに「先生、わからない。」と聞きに来ていた子どもたちが何度も白い紙に書きなおしながら
黙々と自分で考えています。
子どもたちの伸びる可能性は、無限大だと思います。
まずは、自分なりの学習方法をみつけられるまでは、考え抜ける学習環境を整えてあげることに専念します。
途中で、「そこは違うよ。」などと声をかけてしまうと、せっかく自分で少しずつ解いてきた答えを積み上げてきたのに、一気に積木くずしのごとくくずれてしまうことだってあるのです。
違っているところも自分で確認し、みつけられる力を育まなければ自学に結びつけられる力は備えることができません。
何事も急いで力をつけることはできません。
いつもスポットライトを浴びている有名野球選手だって、みんなが見ていないところで、たくさんの汗を流しています。
何度も何度も繰り返し鏡の前で自分でフォームチエックをしながら、自分でべストフォームを探しています。
結局どんなことでも、自分で見つけられなければ成果につながることはないのです。
2013年の夏休み。
より多くの子どもたちに、見えないところで積み重ねて欲しいと思います