リトラビママの会
5月17日(金)
【母もまた 子供同様 模索中】
今日は10:30からリトラビママの会を開きました。
本日のテーマは「こどものほめかた・しかりかた」
子育て真っ最中のお母さん方もそれぞれに悩みながら子育てに奮闘していらっしゃいます。
「指示待ちになっていることに不安を感じています。」
「いくら注意しても全く改善する兆しが見えてきません。」
「しかることが多すぎて、褒める場面がありません。」などなど、次々思いが飛び出していました。
今日は、子供に伝わるほめ方・しかり方について考えてみる前に、まずお子さんの性格とお母さん自身の性格分析を行うところから会が始まりました。
用意したチエックシートに時間をかけて書きこんでもらいました。
書くという作業を行うと、自分自身に問いかける時間が出来ます。
日頃時間に追われての子育てで、大半のお母様には自分の事を振り返る時間は、ほとんどないに等しいと思います。
こどもにとって、お母さんは絶対的存在です。
お母さんからの言葉ひとつひとつが絶対なのです。
その偉大なる影響力をもっているお母さんが、偏った考え方のまま、こどもに対して発信し続けてしまうと、こどもはそれが正しいと判断していきます。
お母さんであっても、間違ってしまうことや、訂正しなければならないことって、ありますよね。
こどもが相手だからと言って、うやむやにして対応していれば、こどもたちはそうするものだと学習します。
それが、学校や友達同士の関係の中においても出てしまうことは言うまでもありません。
ぜひぜひお母さんも機会があれば、他の人の意見を聞き、考える時間を持って欲しいと思っています。
お母さんという仕事は、自分の考えの元で子育てを行い、実行に移してはいますが、
「それはちがうんじゃないの?」と、指摘してもらえる場面がほとんどありません。
こどもに少し変化が見られた時は、こどもに何かあったのかも・・と考えると同時に、こどもに対して、自分(お母さん自身)に変化したところがなかったかどうかも考えて見てください。
原因はこども本人にではなく、お母さん側に思い当たる・・なんてことも少なくはありません。
絶対的影響力なのです。
こどもは敏感に察知しています。
10年後、5年後、3年後・・・。
それぞれ、どうなっていて欲しいかも書いていただきました。
そのためには、どのように過ごし、どんな声かけが必要で、どんな伝え方が有効か・・。
お母さんだって考える必要があるのではないでしょうか?
「早く、宿題してしまいなさい。」
この言葉のその先のこどもへの思いは、どこへどんな風に繋がっているのでしょう・・。
影響力が絶大なだけに、しっかり考えていきたい課題なのではないかと思います。
賢いお母さんに近づけるように、みんなで一緒に見つめ直す時間を共有したいですね。
来月も、楽しみにしていてくださいね