あの日から・・。
3月11日(月)
【震災を 思い返して 再点検】
東日本の震災から2年・・。
朝からニュースでは2年立った今の現状をリポートする映像が続いていました。
未だに復興が進まずあの日のままの形で手つかずとなっている建物などを見ると、本当に心が痛みます。
ある日突然、自分の生活が一変していまう・・。
ついさっきまで、あたりまえであったことがあたりまえでなくなるという現実。
受け入れ、受け止めることが出来るまでには、計りしれない心情があると思います。
私も阪神大震災の時。
大きな経験したこともない揺れを感じ、恐怖を覚えたことが未だに忘れられません。
念願のマンションを購入し、引っ越しを終えた2週間後に地震が起きました。
揃えた食器やテレビ、食卓・・・。
どれも足の踏み場もないほどに散乱し、リビングのピアノは隣の部屋の和室の壁を打ち破りようやく止まった状態でした。
それでも家族全員怪我もなく、無事でいられたことは救いでした。
少し落ち着いてベランダから海側を見下ろすと、いたるところで火災が発生している様子が見られ、「大変なことが起きてしまったんだ・・。」と、強く感じました。
数日たって、2週間前まで住んでいた家の付近へ出向くと、そこはさらにひどい状態で、住んでいた家は大きくゆがみ、姿を変えていました。
ご近所では犠牲になった方もおられ、結果的には引っ越していたことで、難を逃れた形となりました。
この経験は、私が生きていく上での分岐点となりました。
毎日を精一杯悔いのないように生きる・・・。
何かがないと考える時間を持たないのは良くないのですが、節目節目で気を引き締めて歩いていきたいと思います。
今、自分には何が出来るのか・・。
それぞれの立場で考えながら進んでいきたいですね。