アウトプットの経験不足
11月24日(土)
最近のこどもたちは、同じパターンでの出題には強いのですが、
途中で少し違った問題を出すとあっというまにお手上げ状態・・ということが多々あります。
インプット作業は、比較的スムーズなのですが、いざ使用するためのアウトプットはと言うと・・・。
上手く自分の引き出しから出してきて応用していく力こそが、これからの課題だと思っています。
せっかくインプット作業を頑張ったのに、必要なものを取りだしてきて、使用するドリルが不足しています。
「なんのために、勉強していくのか」
答えはここにたどりついてきます。
こどもたちからは、よく、
「先生、大人になってもこんな勉強使うことないよ。」
「この問題が分かってなくても、別に困ることないんじゃないの?」と、質問されます。
教科としては、算数、国語、理科、社会・・・。
いろいろな分野に分かれていますが、いろんな場所で、いろんな場面で、
総合的な判断をして取り組むことが出来るように、いろいろな問題に触れながら準備をしているんだよね。
と、答えています。
習ったことが使える力。
本当にこの力がつかなければ、基本を学ぶ意味がないのではないでしょうか?
テストの点数に一喜一憂していては、本当に考えておかなければならないことを見失ってしまうかも知れませんよ。
「なんのために、勉強していくのか」
大人も一度真剣に考えてみたいですね。